投資詐欺に騙されないための注意点

インターネット上には怪しい投資案件や悪質な投資業者が溢れています。実際に金融庁の「金融サービス利用者相談室」宛に寄せられた投資の相談のうち、約4割が投資詐欺の相談です。

また、投資詐欺について相談した人の約8割の人が実際に被害にあっているため、注意が必要です。金融商品に関する正しい知識を身に付け、自分の目で見て納得した情報を得るようにしましょう。

とくに投資勧誘の時に、「確実」「必ず」「元本保証」という言葉を使っているケースには注意が必要です。株式や投資、債券などの金融商品は、経済状況や金利など様々な要素で価格が変動します。必ず「元本割れ」のリスクは伴うため、このような言葉を使っている業者は怪しいと言えるでしょう。

また、金融商品への出資を勧誘された場合、その事業者が金融庁の登録を行っているか確認してみてください。金融庁の免許・許可・登録などを受けている事業者は、金融庁ホームページでチェックすることができます。

投資詐欺に騙されないためにも、適切な金融リテラシーを身に付けましょう。